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理事長挨拶

 マスクをつけて迎える年も今年で3回目となりました。終わりの見えないコロナ禍の現状を日常として受け入れざるを得ない状況ですが、行動制限も少しずつ緩和され、人々の移動や経済活動も徐々に戻りつつあります。とは言え、けして元に戻ることはなく、おそらく将来振り返った時には、例えば第二次世界大戦の戦前戦後のように、コロナ前とコロナ後という、大きな時代の転換点として後世に語り継がれることになるのでしょう。
 私ども日本音響材料協会も、コロナ禍の3年間、実質的な活動を縮小せざるを得ませんでしたが、その中でも年4回発行してまいりました機関誌「音響技術」につきましては編集委員、執筆者、協会事務局の皆様のご協力により途切れさせることなく発行を継続してまいり、昨年12月に創刊200号となる記念号を皆様にお届けすることができました。長年にわたりご購読いただいております読者の皆様方にはあらためてお礼申し上げます。
 2023年は癸卯(みずのとう)の年にあたります。
 「癸」は恵みの水を表し十干の最後にあたることから生命の終わりと新たな成長を意味し、「卯」は、うさぎのように穏やかながらも跳ね上がるという意味があるそうです。
 当協会も「音響技術」のように連綿と続くこれまでの活動をベースに、コロナ後へ向け、「音響技術」というキーワードで連なる産官学連携の交流の場という特色を活かしながら、新しい活動へ一歩踏み出していければと決意を新たにしております。
 既にご案内の通り、賀詞交換会については今年も中止といたしました。会員の皆様にはホームページ上からのご挨拶となり甚だ恐縮ではございますが、今後とも変わらぬご支援ご協力をお願い申し上げます。
 昨年五月より前任の大賀理事長より引き継ぎまして理事長を務めさせていただいております三木と申します。コロナ禍で会員の皆様にご挨拶もできないままとなっておりますが、この場をお借りしまして改めて常日頃の当協会へのご支援、ご協力に厚く御礼申し上げます。
 昨今エコ住宅指向から高気密化工法でエネルギー問題は良化されているものの、逆に音の問題は悪化、トラブル件数も増加していることが見逃されている面がございます。
 当協会の取り組みとしては、音響関係者の一助となるように、年4回発刊される「音響技術」では、興味深い、タイムリーな特集を組んでおります。一方「基礎講習会」では、音の基礎知識として実際の騒音レベル等の実験も体験でき、「技術講習会」では、今問題になっております「住宅における音のトラブル問題を探る」等の講義を行ってまいりました。昨年当協会の出版本として「集合住宅のリフォームと音」を発刊し、リフォームの関係者には好評を得ております。 音響関係JISA6301-2007が大幅に改定された事を受け、JIS A6301-2015版として発。平成30年度から委員会設置、令和2年3月公示、現在運用されています。また、JISA6321浮き床ロックウール緩衝材にも実験等の協力をしてまいりました。
 当協会も2022年は、環境変化に即応していけるようにウィズコロナでの新しい協会活動を検討していきたいと思います。そして今年は「音響技術」が12月に記念すべき200号の発刊を迎えることができ、これを機会に、当協会と音響技術の過去・現在・将来についてあらためて振り返り、見つめ直して、会員の皆様とともに今後の方向性を考えていく年にしていければと思っております。
今一度、皆様方に更なるご協力をお願いいたします。

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協会について

日本音響材料協会は音響材料メーカー、施工設計業者および音響技術研究者を連携させ、主に建築音響の発展に寄与する目的で昭和28年に設立し、同38年に 公益社団法人を認可されました。集合住宅やホール、スタジオの音響問題を多角的に研究し、快適な空間を提供できるよう種々の情報の提供や技術講習会等の開催を通して、音響技術の啓蒙活動を行っております。

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財務資料

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所在地

〒169-0073 東京都新宿区百人町3-21-16 日本ガラス工業センタービル2階
一般社団法人 日本音響材料協会
最寄駅:JR山手線新大久保駅より 徒歩7分
TEL 03-6384-1827 FAX 03-6384-1828 Email info@onzai.or.jp

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〒169-0073
東京都新宿区百人町3-21-16
日本ガラス工業センタービル2F
E-mail:info@onzai.or.jp FAX番号:03-6384-1828
©Acoustical Materials Association of Japan

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